こうして晒しておくことが自分にとっての最大の制裁かしらん・・・。
須和雪里の『モザイクリング』は以外に悪くない感じ。
三角関係の話なのですが、この人独特のテンポで書いてあるし、
展開やキャラの心情の動きが唐突だったりするものの、
なぜか読後感が悪くなかった。恐らくはバカキャラがしっかり書けていて、
かつ残りの2人のトラウマ的な部分をうまく絡めてきたからかな。
しかしツーペアシリーズや『タブー』などでも見せているとおり、
底抜けキャラと奇人系キャラの心の闇を書くのには長けているようで。
好きなんでしょうなあ。たまに読んでみると良い感じでした。
これでも毎週5冊以上買って読んでいるのになあ・・・。
別館*1の方なんか全く手がついてないし。おそろしや。
(初出:『Ethos』「やおい雑記」。本記事は2006年10月12日に転載されたものです。)
*1 別館・・・本人もよく覚えてないのですが(苦笑)、構想だけした個人サイトのことかと。