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2008年 12月 07日

重箱の隅つつきですが

まだアクセスが0にならないことに感謝しつつ,転居後の更新を我ながら願うのみです。


『BOY'S JAM』が休刊して,作家陣やコンセプトは『Dear+』本誌に吸収されるようで,
これ以上本誌のライト&エロ化が進んだらどうしようという危惧の念を禁じえませんが,
その『BOY'S JAM』の最終巻を読んでいてどうしても突っ込みたくなったことが一つ。

私はこのアンソロで阿久津柑子を知ってファンになり,掲載を楽しみにしているのですが
今回の『この弟,凶暴につき』を読んでいてあまりのミス(?)に思い切りもにょりまして。

この話は義理の弟(攻)が兄(受)に惚れ,受が寝た間に自分の左手と受の右手を縛り,
そのまま日常生活を始めた矢先の朝食中に,攻のスイッチが入りHするものですが,
この肝心の手の結び方が,コマを追う毎にまるで冗談のようにコロコロ変わるんですよ。

タイトルページで手が描かれている2コマは,いずれも受右手-攻左手なのですが,
2ページ目の1コマ目で受の手が左手に変わり,3コマ目にはまた右手に戻ったあと,
最終コマ(8コマ目)では今度は攻の手が右手に変わる。3ページ目の3コマ目では
なんと受の手がまた左手に変わり,この時点で冒頭の結び方と完全に逆転ですよ。

4ページ目の回想シーン明けでは当初の受右手-攻左手に戻るも,直下のコマでは
攻の手が再び右手になり,5ページ目の大ゴマ等も描かれますが,その左下にある
5コマ目では極め付け,受攻ともに左手に変わる。そして6ページで冒頭に戻ると。

その後のエロ絡みのシーンでは結び方は一貫しているのですが,22ページから
23ページの体勢に変化するにはそれなりにアクロバティックな動きが要るなあとか
もうそういう観点でしか見られなくなってしまい,余り楽しむことができませんでした。

おそらくはエロシーンを先にペン入れして,冒頭の部分は締め切りぎりぎりになって
作業した結果起きた齟齬だとは思うのですが,わずか6ページ足らずの間に8回も
結び方が変化するとは,もうプリンセステンコーも真っ青なのではないかと(笑)。
いくら慌てていたとしてもこれだけのミスをするとは粗忽の謗りは免れないでしょう。

しかし編集者も天下の新書館ですしこの齟齬に気付かなかったんですかねえ?
まあ気がついても手遅れで載せざるを得なかったのでしょう。こんな所に気付いて
わざわざブログであげつらうような奇特な読み手はそう多くないでしょうし(苦笑)。
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by bonniefish | 2008-12-07 23:27 | 漫画感想 | Comments(0)