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カテゴリ:漫画感想( 257 )


2004年 09月 14日

人は易きに

今月に入ってからの更新ペースはまさに笑止としか言いようも無く。

発作的にくおん摩緒を2冊とねこ田米蔵の同人アンソロをネットで購入し読む。
考えずに読めるエロが欲しくなったのだが、やはりストレスからか知らん。
あと心を癒すため個人的バイブル、鷺沼やすな『その日、僕たちの爪と歯は。』再読。
この話は何度読んでも文体と話に引き込まれ、共感し、余韻にたゆたうことが出来て。

最近小説を読む余裕がないのはご周知の通りですが、そもそも読む本が無いですね。
購入意欲をそそる本が本当に少なくなってきている気が。年のせい? 趣味の問題?


くおん摩緒『たのしくなかよくやさしくしてね』:◎ ・・・我ながら業が深いなあ・・・。
くおん摩緒『Blurry Moon』:△ 心理描写なんてできるわけないよなあ。漫画でも。
『AP THE BEST山田・D・米蔵』:〇 エロ目当て。ただ何一つ元ネタを知らない・・・。


【BE×BOY GOLD 10月号】(テンプレはおなじみ某所より) やはり微妙だ・・・。
■新田祐克『ハーミット・クラブ』…▽ 巨頭だしエロが動物的だしキャラも自意識過剰。
■中村春菊『Hybrid Child』…△ 死なせる理由も状況も安直だしオチと繋がりないし。
■ふくやま省子『誘惑メニュー』…〇 微妙な古さからかつての801の懐かしい香りが。
■やまねあやの『ネイキッド・トゥルース』…× 話が浅くただドエロなだけ。絵は綺麗か。
■みなみ遙『花色バージンソイル』…△ ここまで突き抜けるとまあそれもありかと。 
■夜桜左京『ラブ、ライン、ゴーゴー。』…〇 すれ違いものだが楽しめた。絵に歪みが。
■鳥人ヒロミ『饒舌な試着室』…△ キャラの癖が皆嫌な感じで。雰囲気はあるが。
■富士山ひょうた『悪態は吐息とまざりあう』…△ まともなキャラも見たいなあと。 
■宮本佳野『手をつないで、空を』…▽ いやだよこんな高校生。絵もなあ・・・。  
■西村しゅうこ『舞い降りた恋人』…▽ 絵がB4向きじゃない気が。中身もないしなあ。
■本仁戻『DOG STYLE』…〇 絵は△だがエロに悶絶。自分に本仁ツボがあったとは。
■阿川好子『俺様な旦那様』…× 幼時からの主従ありがち過ぎ。エプロン好き向け?  
■杜山まこ『甘いゆらめき』…△ 悪くないが無難というか印象に残らない。画面白いし。
■かゆまみむ『アンド+センチメートル』…スルー 信者でもいるのか? キモいだけ。
■みささぎ楓李『オヤジ回廊へようこそ』…△ 折角なんだしちゃんと萌えを語れよ・・・。

(初出:『Ethos』「やおい雑記」。本記事は2006年10月12日に転載されたものです。)
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by bonniefish | 2004-09-14 00:10 | 漫画感想 | Comments(0)
2004年 09月 10日

懶惰の窮み

昨日で前半戦が終了したのですが全くコンセントレーションを欠いております。
無為に過ぎる24時間の早いこと・・・。


先の漫画評ですが、実は単行本をきちんと読まずに昔の記憶だけで書いたもので、
私の理想が入りすぎていたようです。単なる内容の薄いロリショタとも看做し得ます。
読み返してみたら少し醒めてしまったのですが、コメントを撤回するほどではないので。
・・・というかわざわざ読み返している点はスルーして欲しいのですがね・・・。

それにしても少年期の若さや幼さに対しては憧憬や理想の色が強く出てしまうようで。
自らが体験しえなかった過去への擬似的懐かしさや焦がれるような思いに苛まれます。
自らを嘯くことで自我を保たざるを得なかった少年期の硬さと弱さの相克において
当時持ちうべきであった(抑圧していた?)感覚を玩弄しているようなものですが。
自分ではそれらの苦さや空疎さを体験していないからこそ愛でうるのかも知れません。


【ルチル Vol.6】 ・・・初めて買ってみました。しばらく押さえる価値はあるかな?
■南野ましろ『真綿の王国』:△ わけが分からないなりに和むが、顔が歪んでないか?
■こなみ詔子『青天ゴールドフィッシュ』:〇 お約束ギャグ系だが妙にエネルギッシュ。
■つづき春『今日こそプレイボール』:〇 好きな作家だがネタがなあ。展開もベタか。
■田中鈴木『転校生・神野紫』:スルー 読んだのですが途中からでは意味不明。BL?
■秋葉東子『めろめろ。』:△ 攻の意地悪さにあまり魅力が無い。顔も変わってるし。
■木々『ラヴ ミー テンダー』:スルー これもよくわからず。レディースっぽい絵だなあ。
■南京ぐれ子『DROPS』:△ まだやってたの。絵は好きだが話が脳内っぽいからなあ。
■テクノサマタ『草の冠 星の冠』:△ 絵がいい感じに。話も分からないなりに気にはなる。
■小池かりあ『人はそれを恋と呼ぶ』:△ 悪くは無いけど要領が悪い。あと鼻血の痕は?
■シマダマサコ『69』:× よく分からないがこれだけ奇人揃えたらもっと料理できる気が。
■有間しのぶ『青い芝生と甘い水』:▽ この微妙な駄目さは何・・・?
■山本小鉄子『ブラザーズ』:〇 いけ好かない攻だと思ったが殴られる辺りで上方修正。
■さかもと麻乃『テンダーボーイ』:△ 高校生の自意識過剰さを活かせてない気が。
■吹山りこ『コイ、フワリ』:▽ バカップルは百歩譲って許すが進展0じゃん・・・。
■一之瀬綾子『ゴーゴー僕たち』:▽ どうしてこう歪んだエリート絡みの話が多いのか。
■星野リリィ『スーパーダブル』:× だから男性向けエロに行けと小一時間。
■藤崎一也『I NEED THE SUN.』:△ 大ゴマ使う割にキャラの魅力が見えないのが。
■走麻下『エトワールの方程式』:× 興味だけ惹かせたいのが見え見えで。絵もくどい。


あとは単行本ですが一行ずつ。
夏咲タカオ『トラブルハニーDAYS』:△ お馬鹿はエロを考えずに楽しむための本かと。
日下孝秋『キミに幸あれ!』:△ 中身は無いが絵とシチュとギャグは〇。ファン向けか。
樹要『ロストボーイズ』:▽ 改めて読むとご都合で適当に話が進んでるなあと・・・。
村上左知『ルールそのいち』:〇 寂しいから体売るってどうよ。作者のエロの捉え方は〇。
あきよし菜魚『純粋暴走ハニー』:△ 悪くないがギャグとシリアスのさじ加減がなあ・・・。

小説には注文するものが多い割りに、漫画は割と安直に読んでいるなあと実感したり。
絵が好みだったら後は考えずに読んでしまえば良いという発想があるからだが、
逆に言うと活字に対しては些かならぬ思い入れや期待感のようなものがある気が。
友人などには「あれだけけなしておいてなぜ801を読むのか」と言われますが・・・。

(初出:『Ethos』「やおい雑記」。本記事は2006年10月12日に転載されたものです。)
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by bonniefish | 2004-09-10 22:03 | 漫画感想 | Comments(0)
2004年 09月 07日

とりあえず御礼

進まない勉強から逃れて来てみたところ、アクセス数が1000に到っておりました。
このような粗末なサイトに足をお運びいただいた方々に厚く御礼を申し上げます。

最近個人的な無聊をかこつばかりで恐縮ですが、しばらくご寛恕を賜りたく。
来週末に喪が明けましたら、また色々とコンテンツを追加するつもりでおります。
・・・というか逃避の産物としていくつか雑文のネタが浮かんできておりますので。
怪我の功名といいますか、為すべきことすらこなせない破れかぶれといいますか。


芳本茂珈『愛と勇気とチェリーパイ』は、かの『ロミオ』に連載されていた漫画。
絵が変わってた上タイトルもPNも違っていたので全く気づかずに購入していた。
(今確かめたところ、掲載時のタイトル『ないものねだり症候群』PNおさない春太)
掲載媒体が媒体だけに最低限の設定紹介の後はいきなりエロシーンに突入するが、
絵の甘さにしてはエロを相当頑張っているし、個人的なツボをかなり押さえている。
特に受が割と浅いところでぐるぐると悩んでいるうちに色々と流されてしまう辺りが
小学生の描写としては(おそらく意図してはいないのだろうが)非常にリアルだし。
うがった見方をすれば、この主人公である受がこのように幼く描かれていることで
読者は受への愛玩的な視点(絶対的な優位性)を常に確保しながら読めるわけで。

個人的には受が幼馴染の攻とクラスメイトの間で懊悩する辺りが好みだったり。
先走った性的な肉体関係が受の未発達の情動と噛み合っていないとも思えるが
その微妙な危うさが期せずして現れているところが本作の白眉ではないかと思う。
こういったアンバランスさというのは意図してもまず表せないものだと思うので。
まあ受が他に教師にも襲われたりする話や夢落ちで終わる話等はどうかと思うが、
微妙な非現実性が担保されているため却って「作品」として安心して楽しめる面も。
男性読者等には評判が良かったと思うが、今まで単行本になっていなかったのは
少し意外な感じがする。絵が多少男性向けとしては弱いからであろうか。


思い切り現実逃避して語ってしまい、諸々の意味で自らの駄目さを再確認してますが、
毒を食らわば皿まで。1000HIT御礼の露出プレイとして衆目に晒しましょう。

ただ今回書いていて、つくづく自分に漫画そのものの評価軸がないなあと改めて実感。
基本的に自分のツボか否かしか語れないし、何がツボかも分からないことが多いので。
まあ備忘録的な意味も含めて一行コメントは続ける所存ではありますが。

(初出:『Ethos』「やおい雑記」。本記事は2006年10月12日に転載されたものです。)
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by bonniefish | 2004-09-07 00:35 | 漫画感想 | Comments(0)
2004年 08月 28日

あと3週間

試験を乗り切るまで自分の気力と集中力と記憶力が持つのか非常に怪しいですなあ。


【Dear+9月号】 結構羅列に時間がかかるのが予想外。時間が無いのに・・・。
■やまかみ梨由『太陽のロマンス』:▽ 突然語られても。絵も駄目な方に行ってる感じ。
■前田栄/高群保『JAZZ』:△ ワンパターンだし話が浅いよなあ。
■池田乾『戦う!セバスチャン』:◎ 話としては駄目だがセバが戻ってきてからは爆笑。
■南野ましろ『タカトリキングダムキングス』:× 意味不明。絵も崩れてるし手抜き過ぎ?
■山田なち&藤島ゆこ『月と僕とキミと』:× 意味不明。うさしくんの代原だろうけどねえ。
■月本てらこ『惑性.'s』:△ 纏めて読んだら面白いかもしれない。絵は嫌いではないし。
■蔵王大志『僕たちは明日に向かって生きるのだ』:× ついに絵まで汚くなってきたし。
■依田沙江美『ブリリアント★BLUE~番外編~』:▽ 何がしたいのかしらん・・・。
■佐久間智代『傾国ミューズ』:▽ キャラの性格が変わってる気が。展開も妙だし唐突。
■石川都『天使の寝台』:× シチュだけではなあ。画面も見づらいし。
■宮本佳野『Heat』:△ 微妙なところで〇はつかないなあ。絵もキャラも少しキモイか。
■えみこ山『懐疑は踊る』:▽ 絵がなあ。展開も妙だし、親父はいらないだろう。
■たかなぎ優名『愛しきメテオライト』:〇 ただ展開もご都合だし親父の話は余計では?
■西田東『影あるところに』:〇 やはり絵がねえ。うまい展開をしていて好みですが。
■朝丘みなぎ『過感傷』:◎ 流石の一言。ただ女房の話やエビの彼女はいらない気も。
■真山ジュン『ピカレスク』:〇 ご都合ですし絵も微妙ですがうまくまとめたなと。
■窪スミコ『暮れゆく空は君の味方』:◎ お馬鹿系好きなので。ただ投手が女々しすぎ。


一応夏休み中に読んだ漫画の感想も一言だけ。
夏乃あゆみ『海の見える屋根』は受がワンパターンだが個人的には絵も話も悪くない。
穂波ゆきね『凛-RIN-!』は可も無く不可も無く。攻が急にガキっぽくなるのはどうか。
富士山ひょうた『落下速度』は省略の仕方が良い感じ。受が落ちる様の描き方が良い。
みゆき朗『自転車と黒いパーカー』は絵の雑さとエロさの兼ね合いが。ただ巨根はなあ。


【LoveX 6】は微妙でねえ。惰性以外に買う理由が無いというか。
背表紙に出てる4人(しおせ、美輝、くるみぎ、Dr天)が激しくどうかと思うし、
十泉は無駄にエロいだけ(汁まみれ&巨根の絵を受け付けないとそもそも論外)だし
桜でんぶも絵や話の濃さが気持ち悪い方向にしか向いてない(というかあり得ない)。
残りの2人も悪くは無いがロリ絵とエロをシチュで押し切っただけだし。
本当に買うのよそうかなあ。良い代替の購入品が無いから難しいところだけど。


【CRAFT 21】は紺野キタに惹かれるのはデフォでして。801ではないでしょうが。
そう魅力的と思う作品も無い代わりに酷いものも無く安心して読める印象が強い。
ジャンルも書き手の性状も読み手の層も掴み辛いアンソロとしか言いようが無いかも。
個人的趣味で夢花李と宮城とおこがツボだが、作品としてはやはり微妙かと。


【GUSHmania 10】は表紙に書かれた名前の上から4人が趣味に合わない(笑)。
個人的な趣味を離れても質的にどうかと思うんだかなあ。たちばなれいも含めて。
それでも深瀬紅音の微妙な間とHっぽさ(エロさではない)にはツボを突かれる。
氷室桜や楢崎ねねこも個人的なエロのツボからは外れていないので楽しめはした。


【少年嗜好 5】は各作家が良くも悪くもその作家らしい作品を書いているという印象。
そのためか読み慣れてしまった目にはあまり新鮮に映らず印象も薄くなってしまう。
きちんと各人がエロを書いているのにこちらにエロとして伝わってこないというか。

(初出:『Ethos』「やおい雑記」。本記事は2006年10月12日に転載されたものです。)
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by bonniefish | 2004-08-28 03:49 | 漫画感想 | Comments(0)
2004年 08月 20日

Run and run and hide as you may

They will catch you...
今日はオフでした。歌いまくり&飲みまくりでした。それが全てです。


春原いずみ『BELIEVE~誓いの言葉はひとつだけ~』はつまらないというか。
主人公の攻が高校生くらいの頃からパトロネスに高級志向を叩き込まれたという
設定自体が個人的に始球式ものだが、その後も主人公は自己中な発言を繰り返すし
受についても綺麗だから欲しくなったという理由だけで露骨なアプローチをしていて
一応801ワールドではない舞台で話を進めている以上もう少し配慮して欲しかったり。
受の設定などは安直だがまあ悪くないし伏線としても生きてはいると思うが、
露呈の理由がそれまで完全な脇キャラだった人間の謀略で、しかも発信機となると
些かならず萎えてしまう。それはいくらなんでも無茶な不意打ち過ぎるのでは?
さらに受がそれだけの心理的ダメージを受けつつも恋愛感情を理由に許してしまうし。

本作に限らず思うのだが恋愛というのは全てにおいて免罪符として働くのか?
特に相手の受けた傷が深いと思われる場合や恋愛過程における裏切りの場合にまで
安直に許されてしまうとご都合さに付いていけなくなってしまうのだが。
相手への好意で許す、という流れにしたいなら、その当事者へ与えるダメージを
これほど強く深くする必要は無いと思うのだが、私だけの感覚なのだろうか。


咲花チハル『甘口バランス』はお馬鹿系に説明を盛り込もうとして失敗している感じ。
冒頭の夢のシーンは暗示を込めているのだろうが意味不明。幼馴染とキスをした
記憶がなぜ途中で見知らぬ男に入れ替わる意味があるのか? 予知夢だとでも?
その後の脇役2名の設定は面白いと思ったが(受くさいのに主人公を狙うとか)、
肝心の攻が自分勝手な割に考えなしで傍若無人という駄目なステロタイプではなあ。
俺様な言動を周りが納得している点についても説明が不足していて唐突だし。

主人公への恋愛感情を持て余しているという理由はあるにせよ、知人をけしかけて
襲わせた上で救出に現れ言質を取るなんてのは常識が無さ過ぎるのでは?
脅迫されて主人公が我を忘れてしまう辺りも不自然。まあ理性が飛んだ状態で
エロになだれ込むというシチュというかストーリー展開上仕方が無いとは言えねえ。
というかこの辺りも攻のキャラとしてどうかとは思うのだが。格好良きゃ良いのか?
とにかく突っ込みどころが多く、読んでいて目が本から離れることが多かった。


坂井朱生『うらはらな予感』は1冊1カップル型のシリーズものだと知らず購入。
もちろんこれだけでも読めるのだが、無意識に前2作を前提とした展開が出ていて
正直全く移入できない。主人公である受がかなり「いい性格」をしているのだが、
この辺りが読者や周囲の承諾を得ている形で描かれているので、本作から読むと
そのキャラの嫌らしい部分のほうが目に付いてしまい不快に感じられてしまった。
また脇キャラも非常な策謀家として描かれており、主人公らと高校を牛耳るという
描写があるのだか、これも本作だけでは説得力がなく非常に嫌味な集団に映る。

まあ天才が闊歩するのも801のお約束ではあるのであまり突っ込みはしないが、
読んでいて萌えるべくもなく「勝手にやってくれ」的な感想しか持ち得なかった。
まだ勧善懲悪的な痛快さや知能の卓抜さを示すようなエピソードでもあれば良いのに、
思わせぶりなセリフだけで天才だと言われてもねえ。致命的な描写の失敗だろう。
要は前2作でキャラの設定などは出来ているものとして、それ以上の書き込みを怠り
いかにくっつけるかという意識だけで話を進めてしまっているのではないだろうか。
出来事と身勝手なモノローグばかりが延々と続くように読めてしまい辟易した。

私が以前から「芝居の書割」と言って低く評価している作品は、本作のように
ストーリーが前面に出すぎてしまい出来事の羅列としか思えないものを指している。
とくにシリーズものの後半であったり、始めから長編を期して書いているものなどに
良く見られるのだが、これではあまり移入のしようもないし個人的には楽しめない。
ストーリーを書きたいのは分かるが、やはり恋愛小説なので心情は書いてくれないと
なんだかプロットを読まされているような気分になってしまう。あるいは備忘録か。
また、恋愛感情があることを所与として書かれている話にもまま見られることが多い。
この場合も2人の関係の外形的な展開に気を取られて心理描写が疎かになるのかと。
まあ心理描写がされたからといって良い作品だというわけでは全く無いわけだが、
自分として主眼にしているものが欠けている作品には苦言を呈したくなってしまう。
もし短編ならシチュだけでも良い作品になるとは思いますが、長編では辛いですね。

(初出:『Ethos』「やおい雑記」。本記事は2006年10月12日に転載されたものです。)
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by bonniefish | 2004-08-20 00:34 | 漫画感想 | Comments(0)
2004年 08月 19日

長くなったので

分けました。意外とこの雑誌感想も手間とスペースをとるなあ・・・。
テンプレはいつもの某巨大掲示板から。一部省略してます。


【GUSH 9月号】 改めて書いてみるに微妙な評価だなあ・・・。
●金沢有倖『神の子』…スルー 目が読むことを許さない作家。
●高永ひなこ『恋する暴君』…△ キャラのパターンが少ない。少年ものの方が好み。
●越智千文『breath』…△ 双子がどちらもこの作家のパターンなのでどうかと。
●千歳ぴよこ『初恋のオキテ』…△ あり得ない体と厨絵でも嫌いになれない業が・・・。
●大和名瀬『さあ恋におちたまえ』…× 設定がありえなさすぎ。絵も死んできた気が。
●祐也『ろくでなしの恋』…▽ 絵がキモイ。みんな自己中かつ自意識過剰なのも・・・。
●新也美樹『急患です!』…スルー 絵もセンスもギャグとしても認めがたい。
●天城れの『青春男子手芸クラブ』…△ こういう馬鹿話は嫌いじゃないが目が濃すぎ。
●タカハシマコ『キレイキレイ』…◎ こういうガキ&レズっぽい話は好きなので・・・。
●日の出ハイム『あいつほんとにやなやつなんだぜ。』…〇 乳首見せシーンに悶絶。
●桜川園子『花もいばらも!』…× ベタ過ぎる展開に濃い絵。受の髪型はあり得ない。
●月宮零時(絵・小路龍流)『困った顔で強がって?』…スルー 変異ものは興味なし。
●深瀬紅音『ポケット・センチメンタル』…〇 好きな話だが展開が。受の増長は・・・。
●羽崎やすみ『学園ルンバ』…△ 相変わらずですな。


【MAGAZINE BE×BOY 9月号】 これもスルーが少なくないなあ・・・。
■不破慎理『YEBISUセレブリティーズ』…スルー 企画はもういいよ・・・。
■水上シン『前世と現世と君と俺』…スルー 異世界になった時点でサヨウナラ。
■本庄りえ『科学室へようこそ』…▽ 表裏キャラと馬鹿の取合わせは安直。性器も×。
■猫田リコ『トキメキの城』…▽ 頭小さすぎ。話もありふれてるし中身が無い。
■鈴原ひろの『ふたり純愛』…△ 全てステロタイプ。受は幼すぎだし口開いてるのも×。
■河井英杞『王子と乞食』…〇 ありえないなりに先は気になるしキャラも悪くない。
■ねこ田米蔵『神様の腕の中』…〇 こんなに泣くキャラはウザいがエロが好みなので。
■東野裕『皇帝と呼ばれた男』…スルー 絵がキモイ。しっかりしているのが迫力倍増。
■藤崎こう『秘密のヴォイス。』…▽ この人の絵はどこに行くのだろう。攻の設定が×。
■藤井咲耶『ワガママな恋のチカラ』…▽ ベタ過ぎ。中身も無いしなあ。
■九条AOI『熱病』…〇 画面が段々古くなっている気が。独特の間は好みだが・・・。
■梅太郎『十六枚の告白』…▽ 状況が不明なまま始めないで欲しい。顔の線キモイ。
■九州男児『課長の恋』…▽ もうパワーもネタもないしなあ。総ホモは×。
■鹿乃しうこ『或るホストの一日。』…スルー 非愛好者は置いてけぼりですから。


あとは『好色少年のススメ 6』を読みましたが、まあ悪くなかったかと。
たかしたと上連雀が若干好みに近くなったし、そう酷い漫画も無い(大野安之くらいか)。
逆にピカイチなものも無いが、無難に一定のレベルでまとめている(エロも含め)辺りは
さすが昨今のショタ出版ブームの先鞭をつけただけのことはあるかと。

(初出:『Ethos』「やおい雑記」。本記事は2006年10月12日に転載されたものです。)
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by bonniefish | 2004-08-19 02:25 | 漫画感想 | Comments(0)
2004年 07月 24日

夏の暑さに

とりあえず充実への一環として、雑誌やコミックについても感想を書いてみることに。
テンプレは某所より拝借。会社いる頃は毎日見てたスレですが最近はご無沙汰です。

【Dear+ 8月号】 後発の割にうまく売っている雑誌だと思う。初期ほど好みには合わなく
            なってきている気がするが、こちらも年だから仕方ないんだろうなあ。
■表紙:高橋ゆう…△ 淡すぎの気が。受がどこ見てるかあいまいだし。
■ポスター:門地かおり…× 雑じゃあ?
■依田沙江美『ブリリアント☆BLUE』…△ 番外編に変なの噛ませても意味ないんじゃ?
■南野ましろ『タカトリキングダムキングス』…▽ 最近のこの人は意味がわかりません。
■南野ましろ『うさしくん』…〇 こっちで食べていけば良いのに。
■門地かおり『生徒会長に忠告…スルー
■蔵王大志『僕たちは明日に向かって生きるのだ』…× 意味不明。『あげまん』はどうよ?
■吹山りこ『Sparkling Romeo』…△ 中身が無いよなあ。ホストのリアリティ0。
■カトリーヌあやこ『SLEEPER』…△ 完結したら読み返すつもりだが…。
■西田東『影あるところに』…△ 絵がなあ。もう少し何とかならないものか。
■高群保『JAZZ』…△ 原作も好きではなかったがここまで薄められても…。
■高橋ゆう『ブロンディ・ブロンディ』…△ 中身が薄いよなあ。絵も薄くなったけど。
■楢崎壮太『やればできるさ2』…〇 割とツボ。当て馬がらみの前半がぎこちない。
■池田乾『戦う!セバスチャン』…〇 最近ネタ切れてるよなあ。好きなのに。
■夏葉ヤシ『ONE COIN KISS』…〇 ありえないけどこういう厨な絵もシチュも好きで。
■えみこ山『東くんの左手』…▽ 家族の設定も心情の動きも良くわからない。絵もアウト。
■真山ジュン『ピカレスク』…△ 割と好きだけどいささかベタ過ぎか。絵も少し…。
■いくしまみつぐ『恋の実』…◎ 昔は絵でアウトだったが最近は嵌りまくり。心情が良い。


あとトピックとしては、ついに出版社から801雑誌を本名で取り寄せてしまいまして・・・。
引っ越しのドタバタで重複していた本や雑誌について誤って両方とも売ってしまうという
愚挙に及んでしまい、書籍は再購入できましたが雑誌は入手の術がなかったもので。
これでまた一つハードルを越えてしまった気がしますが、まあ既に楽天やアマゾンでは
普通に購入していた訳ですから、実は大したことではないのかもしれませんが。

(初出:『Ethos』「やおい雑記」。本記事は2006年10月12日に転載されたものです。)
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by bonniefish | 2004-07-24 00:04 | 漫画感想 | Comments(0)