つれづれにせのおあきの書評を探し読むにつれ,自分がこの作家の作品を好きな理由が
適切な省略が与える暗示・余韻の心地よさと少年萌えの絶妙な融合にあることを再確認。
対象物の特徴を相手に伝える手法は闇雲に描写を連ねることでは決してあり得ないし,
起承転結を全てなぞることのみが伝えたいものを伝える手法ではないということですかね。
【子供のネコミミ】 新規参入及びショタということで試し買いしてみたのですが微妙・・・。
設定に凝るか開き直るかしか無いネタだと思うのに妙に中途半端だし。
〇:楽庭くれ太『ドSなネコミミ』: ツンデレも確信犯的にやられると威力はあるなあと。
△:村上左知『本日のメニュー』: 苦労は分かるがネタにもキャラにも不向きさが滲んで。
日の本也『新しい仔がやってきました』: 無難さは買うが捻りも欲しい作家だなあ。
▽:天城れの『四畳半の吸血鬼』,花山シロ『まるごと愛して』,風樹みずき『アマイユメ』
×:花巻杏奈『おとなになれる魔法』,神葉理世『なめなよ、ネコ』