Ethos-Annex

tanbi3.exblog.jp
ブログトップ
2004年 09月 07日

とりあえず御礼

進まない勉強から逃れて来てみたところ、アクセス数が1000に到っておりました。
このような粗末なサイトに足をお運びいただいた方々に厚く御礼を申し上げます。

最近個人的な無聊をかこつばかりで恐縮ですが、しばらくご寛恕を賜りたく。
来週末に喪が明けましたら、また色々とコンテンツを追加するつもりでおります。
・・・というか逃避の産物としていくつか雑文のネタが浮かんできておりますので。
怪我の功名といいますか、為すべきことすらこなせない破れかぶれといいますか。


芳本茂珈『愛と勇気とチェリーパイ』は、かの『ロミオ』に連載されていた漫画。
絵が変わってた上タイトルもPNも違っていたので全く気づかずに購入していた。
(今確かめたところ、掲載時のタイトル『ないものねだり症候群』PNおさない春太)
掲載媒体が媒体だけに最低限の設定紹介の後はいきなりエロシーンに突入するが、
絵の甘さにしてはエロを相当頑張っているし、個人的なツボをかなり押さえている。
特に受が割と浅いところでぐるぐると悩んでいるうちに色々と流されてしまう辺りが
小学生の描写としては(おそらく意図してはいないのだろうが)非常にリアルだし。
うがった見方をすれば、この主人公である受がこのように幼く描かれていることで
読者は受への愛玩的な視点(絶対的な優位性)を常に確保しながら読めるわけで。

個人的には受が幼馴染の攻とクラスメイトの間で懊悩する辺りが好みだったり。
先走った性的な肉体関係が受の未発達の情動と噛み合っていないとも思えるが
その微妙な危うさが期せずして現れているところが本作の白眉ではないかと思う。
こういったアンバランスさというのは意図してもまず表せないものだと思うので。
まあ受が他に教師にも襲われたりする話や夢落ちで終わる話等はどうかと思うが、
微妙な非現実性が担保されているため却って「作品」として安心して楽しめる面も。
男性読者等には評判が良かったと思うが、今まで単行本になっていなかったのは
少し意外な感じがする。絵が多少男性向けとしては弱いからであろうか。


思い切り現実逃避して語ってしまい、諸々の意味で自らの駄目さを再確認してますが、
毒を食らわば皿まで。1000HIT御礼の露出プレイとして衆目に晒しましょう。

ただ今回書いていて、つくづく自分に漫画そのものの評価軸がないなあと改めて実感。
基本的に自分のツボか否かしか語れないし、何がツボかも分からないことが多いので。
まあ備忘録的な意味も含めて一行コメントは続ける所存ではありますが。

(初出:『Ethos』「やおい雑記」。本記事は2006年10月12日に転載されたものです。)
[PR]

by bonniefish | 2004-09-07 00:35 | 漫画感想 | Comments(0)


<< 懶惰の窮み      TIME LIMIT >>