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2004年 01月 22日

偏在と同定

なんか仕事が立て込んでるんですが、本来の仕事ではなくて
ある意味片手間というか特殊分野の管理業務が非常に活発になってしまっている。
まあ本来の仕事と違い補佐色が強いし東京に行けたりもするので良いですが。

月曜に行き付けの書店に行ったらGUSHを置くようになっていた。
桜桃の経営破綻騒ぎでエクリとGUSTが休刊したのはご承知でしょうが、
以降リンクスはすぐ置くようになっていたのにGUSHはなかなか入らなくて、
ずっと別の書店に買いにいっていたりしたのでこれで多少は便利になるかと。

まあただ現在の行きつけはカードで割引があるから愛用しているけど、
品揃え的にはGUSHを買いに行っているところのほうが圧倒的によいので、
割引がなくなる4月以降はそっちに行くようになるんだろうけど。
20時に締まるのが名古屋らしくて痛いが、定時退社日に行けば良いだろうし。
CDも出る日だから色々都合がいいしね。ジムまでの時間つぶしとしても。
でも割り引き廃止は痛い・・・。商品券を金券ショップで買うか・・・。


賀田まいと『恋愛詐欺師』は小bかBEaSTで読んだもの。普通に読み流す。
人が入れ替わっているのに気付かないのはどうかとも思うがまあお約束で流すべきか。
相手への恋心やその他の心理の動き、お互いの行動と逡巡、周囲の環境など
全てに書き込み不足があるが、不足しているなりにバランスが成り立ってしまっているし
無難に文章をまとめる力もあるので、突っ込もうとも思わなくなる感じか。
ある意味標準化されている感じだが、まあ萌えようもある気もしなくもないしね。
とにかく印象が薄い。ぱらぱらと読み流して終わりという感じだが、
そのように読み流せるという事に一定の評価を与えなければいけない現状にため息。


春原いずみ『逢えるかもしれない』は医者ものですな。このジャンルも多いねえ。
アクア文庫はアイス文庫と同じで復刊で元手を掛けずに儲けようとする代物らしい。
先月の創刊ラインナップは全て見覚えがあった(持ってる訳ではない)のでスルーしたが、
今回は見た記憶がないし、レーベルの判断材料がないので作家だけで全買いしてみた。
まあ国語力(文章力ではない)はある作家なので安心して読めるのがありがたい。

しかし人物についての描写が足りないし、トラウマも割と安直な印象があるというか、
医者として致命的な身体的欠陥をプライドのために隠しとおすというのは
作中人物とはいえ無理があるのではないかと思ったが。
主人公があっさり転院するあたりももう少しは書いた方がよいと思ったし。
女子陸上選手が単に話を転がすためだけに登場するので性格が破綻してるのもどうかと。
転院の原因である患者のわがままと病院側の保身については、
どちらかに絞って分量を割いて記述した方がよいような気もしたが。
まあ801作品なのでこの辺りにケチをつけるのはどうかとも思うけど。

(初出:『Ethos』「やおい雑記」。本記事は2006年10月12日に転載されたものです。)
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by bonniefish | 2004-01-22 14:00 | 小説感想 | Comments(0)


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